豊橋発進ラーメン旅!! 岡崎市 ”まるぎん商店”
”まるぎん商店”さんは発券機の前で急に心が揺れ始めるお店なんです。
はじめに
ラーメン屋さんに行くときって、「今日は絶対これ」と決めている日もあれば、券売機の前で急に心が揺れ始める日もあります。むしろ私は後者のほうが多くて、最初は塩の気分だったのに、担々麺の文字を見た途端に予定が崩れることなんてよくあります。
最近、岡崎に仕事でよく行くようになりまして、得意先の若い営業の子に美味しいラーメン屋情報を仕入れてはあってないような予定をチョコチョコ順番変えてはラーメン屋さん探しに走っております。
そんな“うれしい混乱”をくれるお店が、岡崎のまるぎん商店さんです。
ここは、ひとつの看板メニューだけで突っ走るタイプというより、その日の気持ちに合わせていろんな表情を見せてくれるお店。さっぱり寄りでいくか、濃いめで満たされるか、まぜそばで勢いをつけるか。店の前に立った時点で、もう食欲の会議が始まります。
お店の佇まいが”食欲”をそそりだしてくれます。
今回は、そんなまるぎん商店さんの魅力を、いつもとは少し雰囲気を変えて、やわらかく、でもちゃんとお腹が鳴りそうなテンションでまとめてみます。
最初の一歩で、もう“今日は当たりだな”と思った
お店があるのは岡崎市鴨田町。
大門エリアから向かいやすく、車でも寄りやすい場所にあります。駐車場があるので、今日はラーメンをちゃんと食べに行く日だ、と気持ちを作って向かいやすいのがまずうれしいところでした。
外から見ると、変に気取っていないのがいいんです。
でも、だからといって地味というわけでもなく、「ここ、たぶん長く愛されてる店だな」と自然に感じる空気があります。近所の人がふらっと寄る感じも似合うし、ラーメン好きが狙って来る感じも似合う。そういう、日常と特別の真ん中みたいな立ち位置のお店って、なんだか強いんですよね。
券売機の前で、人はだいたい少し真剣になる
まるぎん商店さんのおもしろさは、メニューの振れ幅にあります。
ラーメンだけでも気になるのに、台湾まぜそばまである。しかも、淡麗系から濃厚系までちゃんと幅があるので、「今日はどの自分で行くか」を決めなきゃいけません。
こういうお店、ずるいです。
アゴだし醤油も気になる。名物の担々麺も気になる。塩ラーメンのやさしい感じも絶対にいい。しかも海老系の印象的なメニューまであるとなると、もう簡単には決められません。

ただ、この“決められなさ”は嫌な迷いじゃなくて、むしろ楽しい迷いです。
今日は軽やかにいくのか、しっかり満たされにいくのか。そんな会話を自分の中でしながら選ぶ時間まで含めて、この店の魅力だと思いました。
実食レビュー!
実際に食べてみて感じたのは、まるぎん商店さんって、単にメニューが多いだけのお店じゃないなということでした。
どの一杯にも「ちゃんとその味を好きな人に届けよう」という意志がある感じがして、雑に種類を増やしている空気がまったくありません。
まず印象に残ったのは、スープの守備範囲の広さです。
淡麗寄りの一杯は、口当たりがすっとやわらかくて、飲み進めても重たくならない。なのに、軽いだけで終わらず、後からじんわり満足感が追いかけてくる。こういうスープって、一見おとなしく見えて、実はかなり実力派なんですよね。
濃厚アゴだし醤
一方で、濃厚系や担々麺のような、しっかり気分を引っ張ってくれるメニューがあるのもこの店の強さ。
つまり、ただ上品な店でもなく、ただガツン系の店でもない。その日のコンディションに合わせて、「今日はこっち」と選べる自由さがあります。
そして麺。
これがまた、ちゃんと楽しい。しなやかなストレート麺から極太麺まで表情があるので、スープとの組み合わせで一杯ごとの印象がきちんと変わります。麺が変わるだけで、食べているときのテンポや気分って本当に変わるんですよね。すすり心地を楽しむ一杯もあれば、噛んで満足する一杯もある。そういう違いを、ちゃんとラーメン好きに返してくれる感じがありました。
担々麺です。いい感じの麺ですね。
全体として感じたのは、“食べ手の気分に寄り添う力”のあるお店だということ。
ラーメンを食べに来たのに、気づいたら次の訪問のことまで考えている。こういう店はやっぱり強いです。
塩は静かに拍手したくなるし、担々麺はたぶん背中を押してくる この店の魅力を語るうえで、味の幅はやっぱり外せません。
淡麗塩は、やさしい味わいが好きな人にかなり刺さるタイプ。派手な塩ではなく、すっと飲めるのに、あとで「あれよかったな」と思い返したくなる塩です。暑い日でも食べやすいし、疲れた日にもよさそう。そういう、体に無理をさせないおいしさがあります。
いい感じの塩なんですよ!塩セレブ!
でも、まるぎん商店さんはそこで終わらない。
担々麺のような、気持ちをぐっと前に押してくれる一杯もある。優しい日にも行けるし、元気を入れたい日にも行ける。この両方を持っている店って、通う理由がちゃんと生まれるんですよね。
担々麺もあるメニューの豊富さ!
アゴだし醤油も、名前の時点でずるいです。
絶対気になる。出汁の輪郭を楽しみたい人にはたまらない響きがありますし、塩とはまた違う方向の満足感をくれそうです。
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海老の気配が見えた瞬間、心の中のイベント係が騒ぎ出す
そして気になるのが海老系メニュー。
“海老蔵”“海老セレブ”のような、ちょっと忘れにくい名前がついているのがいいんです。こういうメニュー名って、真面目すぎない遊び心があって、店の空気まで少し楽しくしてくれます。
海老系って、うまくハマると一杯の印象を一気に華やかにしてくれますよね。
濃厚さとも相性がいいし、香りの立ち方にも個性が出やすい。定番の一杯を食べに行っても満足できるし、「今日はちょっと変化球を投げたいな」という日に海老系へ行く楽しさもある。こういう選択肢がある店は、食べる側の気分を飽きさせません。
こんなエビだらけのラーメン初めて見ました。
台湾まぜそばがある店は、ラーメン屋というより誘惑の館かもしれない
ラーメンを食べに行ったはずなのに、台湾まぜそばの文字を見つけた瞬間に心が持っていかれる。
これはもう、ラーメン好きあるあるです。
まるぎん商店さんには、その危険な魅力があります。
スープをじっくり味わう日もいいけれど、まぜそばのように麺そのものの勢いを楽しみたい日もある。そういう“今日は汁なしの気分”にまで応えてくれるのは本当にありがたいです。
台湾まぜそばもあるよ。これは、迷います。
一軒で気分の逃げ道がいくつもある。
これ、通いやすさに直結する大事なポイントだと思います。毎回同じものを食べる楽しさもあるけれど、前回と違う一杯で満足できる店は、記憶に残りやすいです。
サイドメニューが本気だと、食事の幸福度は一段上がる
ラーメンが主役なのはもちろんですが、炙りチャーシュー丼のようなサイドがあると、食事全体の満足度がぐっと上がります。
ラーメンだけで締めるのもいいけれど、「今日はしっかり食べたい」と思う日は、こういう一品があるだけで幸福度が変わってきます。
しかも炙りチャーシュー丼って、名前だけで勝ってますよね。
香ばしさ、肉の旨み、ご飯との相性。想像しただけで、もう一口目の景色が見えてきます。

ラーメン屋さんのサイドメニューって、ただの脇役ではなく、その店の食への向き合い方が出る部分だと思っています。
主役だけじゃなく、脇もちゃんと抜かりない店は、やっぱり信頼できます。
接客があたたかい店は、味の記憶までやわらかくなる
食べ終わったあとに残るものって、味だけじゃないんです。
店の人の空気、受け取り方、居心地。そういうものまで含めて、「また来たいな」になる。
まるぎん商店さんは、そういう意味でも温度のあるお店だと感じました。
あたたかみのある接客って、派手な演出ではないけれど、食事の印象を静かに底上げしてくれます。ラーメンがちゃんとおいしくて、店の空気まで心地いい。これって実はかなり強いです。
店内です。
気取らないのに雑じゃない。
近づきやすいのに、ちゃんと丁寧。
そういう店は、何度も通いたくなる理由が自然に増えていきます。
昼でも夜でも、“今日はここにしよう”が成立する安心感
営業時間は昼が11:30〜14:00、夜が18:00〜22:00。
昼だけの店だと予定を合わせる必要がありますが、夜営業があると仕事終わりにも行きやすいのがうれしいところです。
「今日はもう何も考えたくないけど、ちゃんとおいしいものは食べたい」
そんな夜ってありますよね。
そういう日に、濃厚でも淡麗でも、そのときの気分で選べる店があるのは本当に頼もしいです。
水曜定休なので、そこだけ気をつければかなり使い勝手はいい印象。
しかも全席禁煙で、支払いはPayPayにも対応。気軽さと現実的な便利さのバランスもきれいです。
また来る理由が、“ひとつ”じゃないのがこの店のすごさ
一回行って満足する店はたくさんあります。
でも、一回行ったあとに「次はあれを食べよう」とすぐ思える店は、やっぱり少し特別です。
まるぎん商店さんは、まさにそのタイプ。
塩が気になれば次は担々麺、担々麺を食べたら次はアゴだし醤油、そこから海老系、そして台湾まぜそばまで見えてくる。食べるたびに次の扉が開くような店なんです。
それって、単にメニュー数が多いという話ではありません。
それぞれの一杯に「選びたくなる理由」がちゃんとあるからこそ、次の訪問が自然に決まる。ラーメン屋として、この“次を作れる力”はかなり大きいと思います。
店舗情報
店名:まるぎん商店
住所:愛知県岡崎市鴨田町字田起49-13
営業時間:11:30〜14:00/18:00〜22:00
定休日:水曜日
ジャンル:ラーメン、台湾まぜそば
予約:不可
支払い方法:カード不可、電子マネー不可、PayPay可
駐車場:あり
店内:全席禁煙
まとめ
岡崎のまるぎん商店さんは、「今日はどんなラーメンを食べたいか」を楽しく悩ませてくれるお店でした。
淡麗のやさしさも、濃厚の満足感も、担々麺の力強さも、台湾まぜそばの誘惑も、海老系の華やかさもある。ひとつの型に閉じず、食べる側の気分に寄り添ってくれる懐の深さがあります。
今日は軽やかにいきたい日。
今日はしっかり満たされたい日。
今日はちょっと変わり球で楽しみたい日。
その全部に応えてくれそうだから、また足が向くんです。
ラーメンを一杯食べたのに、帰るころには次の一杯のことを考えている。
まるぎん商店さんは、そんなうれしい余韻を残してくれるお店でした。
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